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電球を新たに購入しようと考えている方は、「E26」という表記を目にしたことがあるかもしれません。皆さんは、この用語の意味をご存知ですか。それでは、これから「E26」について探っていきましょう!
E26の電球とは?
E26とは、電球を塞いでいる口金部分(電気的・機械的な接触を可能にする電球部品)を指す用語です。E26の文字「E」は、標準規格であるネジ式の口金、エジソンスクリュー(Edison Screw)を意味しています。数字の「26」は口金の直径をミリメートル(約1インチ)で表したものです。
E26は、一般的に中型エジソンスクリュー(MES)とも呼ばれます。
つまり、E26の電球とは、取り付けや電気的接点のためにE26の口金を用いているすべての電球やランプを指します。
E26の電球は、電球の底部、つまり光を発しない側を見ればすぐにわかります。直径約1インチのネジ山がある金属製の口金があれば、E26の電球である可能性が高いでしょう。もうひとつの確認方法は、電球の印字を確認することです。メーカーは通常、適切なランプソケットで安全に使用できるように、ワット数や明るさとともに、「E26」と印字しています。
E26電球は、北米や日本をはじめ、AC120Vを使用する国々で最も広く使用されている口金です。(ヨーロッパおよびAC240V用にはE27の電球をご参照ください)。以前は白熱電球に最もよく用いられてきましたが、電球型蛍光灯のCFLランプやLEDランプにも引き続きE26の口金が採用されています。
現在、A19 LEDランプ、BR LEDランプ、PAR LEDランプの多くには E26の口金が使用されています。
E26は電球の形状を指すものではない!
E26の呼称は、口金、つまりランプソケットとの接点のみを指しています。さまざまな形やサイズの電球やランプがE26の口金を使用しています。下のイメージ写真は、電気接続にE26の「プラグ」を使用しているLEDダウンライトの一例です。
E26の電球の仕組み
E26の電球は、他のタイプのエジソンスクリューの口金と同様に機能します。ランプのネジを器具のソケットに合わせたら、完全に固定されるまでランプを時計回りに回します。
E26のネジ山は右ネジで、機械的に電球を器具に取り付けるためだけでなく、ニュートラルの電気経路としても機能します(器具が適切に配線されていることを条件とします)。
さらに、直径約10mmの金属接点がネジの底にあります。この接点は、「ホット」または「ライブ」電気入力として機能します。
電球の内側では、電線がネジ山と底部の接点にはんだ付けまたは溶接されています。これらの電線は、白熱電球の場合はフィラメントに、CFLやLEDの場合にはE26電球の内部電子機器につながっています。
E26の優れた点とは何か?
E26の電球は、最も一般的なランプの種類であるため、適切なランプソケットや照明器具を見つけるのには苦労しないでしょう。さらに、取り付けも非常に簡単で、工具や組み立ての必要がありません。
エジソンスクリューの口金は、ネジ山の強度と剛性により、電球を取り付けるのに最も安全な方法のひとつです。その特長から、振動のある場所での使用に特に適しています。さらに、ネジがかみ合ってしっかりと密着するため、水分やゴミが接点に入りにくく、電気的な故障が起こりにくい仕組みになっています。
E26の電球はどこで購入できる?
E26の電球は、最も広く使用されているランプの口金のひとつです。ただし、口金の種類だけではなく、A形ランプまたは指向性ランプのどちらを購入するかを決めておくことも大切です。
E26の電球は、お近くの金物店や電器店で購入できますが、当社ウェブサイトからも直接お求めいただけます(A19ランプまたはBR30ランプをご覧ください)。
E26の規格と寸法
E26の規格は、国際電気標準会議(IEC)の規格7004-21A-2によって定義されています。この規格は、E26ランプの口金を製造する際の正確な寸法を具体的に規定しています。
T1:最小19.56mm
T:最小19.56mm
H:最小9.14mm、最大11.56mm
L:最小15.24mm、最大17.01mm
C:最小 3.25mm
r:1.191mm
d1:24.72mm
d:最小26.05mm、最大26.41mm