口金や照明器具の定格ワット数を超えるLED電球を取り付けることはできますか?

口金や照明器具の定格ワット数を超えるLED電球を取り付けることはできますか?

LED電球を購入後、こんな疑問に悩まされたことはありませんか?

「一般電球60W形相当と包装に書いてあるLED電球を買ってきました。取り付けたい口金近くに [MAX 50W] と表示されています。電球が60Wだと口金の50W定格使用を超えてしまい、ワット数をオーバーしてしまいます。この口金にLED 電球を取り付けても安全ですか?」

答え: 一般的に、LED電球の一般電球相当のワット数は関係なく、実際の消費電力のワット数が口金または器具の制限内にある限り、安全です。

LED電球の包装や仕様書には2種類のワット数が表示されているのをよく見かけます。一つ目は、「一般電球○○W形相当」、二つ目は「消費電力○○W」などと書かれていることが多いでしょう。

また、器具の口金やソケットにも定格のワット数が表示されています。一般的には最大・MAX○○Wなどの形式が用いられています。

そもそも一般電球相当と消費電力の間になぜ違いが?

従来の白熱電球に比べ、LED電球の主な利点は、消費電力の効率性です。 これは、白熱電球と同じ明るさ (一般電球相当) を放つために、LED電球はかなり少なめのエネルギー (消費電力) を使うことを意味します。

たとえば、当社のCENTRIC HOME™ LED電球は「60形相当」ですが、実際の消費電力はわずか10Wです。すなわち、LED電球はたったの10Wの電力で60W分の明るさを放つことができると言うことです。

口金や器具の製造業者が「最大ワット数」仕様を示している主な理由は、白熱電球から放出される熱や、口金の配線を介して運ばれる過剰な電流によって引き起こされる火災や感電のリスクを減らすことです。

物理的には、消費電力が低いほど、放出される熱、並びに配線の電流は少なくなります。

従って、LED電球の消費電力ワット数が口金や器具の定格ワット数より低い場合、安全上の問題はありません。LED電球は暖かくなりますが、実際の熱に関しては、相当する白熱電球が放出する~15%程しか放出しません。

多くの器具や口金は、LED電球が広く採用される前に製造されたため、対応製品の規格はLEDか白熱電球を指すかどうかを明確に示していません。今回ご紹介した内容に基づいて、安全性を確かめてLED電球を使用することをお勧めします。

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